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「総合力」と「専門性」を養うカリキュラム
全国トップクラスの教員就職率を誇る
西義一(にし・ぎいち)教育学部長

文教大学は埼玉県越谷市(教育、人間科学、文学部)と神奈川県茅ヶ崎市(情報、国際学部)の2つのキャンパスを擁し、いずれも緑豊かで静かな学びの環境が整っています。

なかでも教育学部は、わが国の私立大学では最初に開設された教員養成学部で、全国から教員を目指す学生が集い、学んでいます。教員就職率も高く、例年、国立大学の教員養成課程の平均を大きく上回る70%前後の卒業生が教員に採用。すぐれた教員ネットワークが全国各地に広がっています。

文教大学は越谷キャンパスに教育学部、人間科学部、文学部を、湘南キャンパスに情報学部と国際学部を擁する人文・社会科学系の総合大学です。「人間愛」を建学の精神として、教員と学生、学生と学生との関係を重視し、学生一人ひとりの個性を伸ばすことを教育の目標としています。

日本で最初の
私立大学教員養成学部

教育学部は1969年に、私立大学では日本で最初に設立された教員養成の学部です。主に県内から学生が集まる国立大学教育学部に対し、文教大学には全国から教師を目指す学生が集まり、卒業生の多くが故郷に戻って教員となっているため、全国に卒業生のネットワークが広がっています。

西義一教育学部長は、「本校には愛校心の強い学生が多く、卒業後も母校を訪ねてくれます。卒業生から教育現場の生の情報を得ることができ、それが学部教育に大いに活かされています。また、設立当初の卒業生が管理職になる年齢に達し、全国各地で教職員のネットワークが成熟してきました」と語ります。

特筆すべきことは、卒業生の教員就職率(卒業生数に対する教員採用者数の割合)が非常に高いことです。正規採用と臨時採用を含めた教員就職率は、国立大学の教員養成課程の平均が50%台で推移しているのに対し、文教大学教育学部は70%前 後で推移しています。

こうした高い教員就職率を支えているのが、教員担任制を採用した少人数制によるきめ細かな教育と、充実した教員就職支援体制です。教員採用試験合格のノウハウを伝える教員就職ガイダンスや、学内講座、教採合宿ゼミ(1)面接対策講座(2)など、さまざまなプログラムを用意。教員就職支援のプログラムは、教育学部以外の学生も受講することができます。

小学校と中学校双方の
教員免許取得を必須に

教育学部には学校教育課程と心理教育課程があり、学校教育課程では小学校、中学校、高等学校教諭1種免許が、心理教育課程では保育士、幼稚園、小学校教諭の教員免許に加え、認定心理士申請資格が得られます。

学校教育課程の学生は、全員が小学校教諭免許の取得が必須となっています。また、特別支援教育専修(3)以外の専修の学生は、各専修名に対応する科目の中学校教諭2種免許が必須です。特別支援教育専修では、特別支援学校教諭1種免許が卒業要件です。

 

文教大学教育学部 組織図

 

つまり、大半の学生が小学校と中学校双方の教員免許を取得して卒業しているわけです。さらに、特別支援教育専修以外のほとんどの学生は、必要単位数をさらに履修することで中学校教諭1種および高等学校教諭1種免許を取得して卒業していきます。

西学部長は、その教育効果を次のように説明します。

「小学校教諭には各教科の総合力が、中学校教諭には専門性が求められます。本学では双方の免許を取得するため、専門領域に深い知識のある魅力的な小学校教員や、専門性を持ちながら専門だけに偏らない総合力のある中学校教員となることができるのです」

地域と連携した
「先生の助手」プログラム

幼・小・中・高等学校の教員免許の取得を目指す学生が多いため、文教大学では専門教科の力と教職の知識、実践的な応用力のすべてが身につくよう、きめ細かなカリキュラムが組まれています。

学校教育課程では、授業は少人数単位で実施され、理科の実験や音楽、体育、家庭科、図画工作の実技などについて、専門の設備による体験重視型の教育を行っているのも特色です。

また、地域と連携した教育プログラムが用意されているのも大きな特色です。「先生の助手」プロジェクト(4)では、越谷市の小学校で1週間、先生の助手として学校生活を体験することができます。また、教育委員会や学校からの依頼を受け、学校での指導補助や、土曜スクールでの補助などの活動を通して、4年生の教育実習の前に学校現場での体験を積むことができます。

学生同士の絆が深く
一緒に教員になる夢を追う

「学生同士、先輩・後輩、学生と教員のつながりが深いのが、文教大学教育学部の伝統です」と西学部長は話します。教育学部では専修・コースを単位にカリキュラムが組まれ、教員担任制が採用されています。その結果、“クラス”の結束が強くなり、学生間の交流や助け合いが伝統となっているのです。教員採用試験が近くなると、自主的に勉強会を開くグループがいくつもでき、互いに面接の練習や論文の批評をし合うのが校風ですが、そうした活動も高い教員就職率の原動力となっています。

最後に西学部長は、受験生に次のように呼びかけています。

「本学では、基本をきっちり学べるカリキュラムを用意しています。4年間で多くのことを学び、自分のコア(核)になるものを見つけてほしいと思います。そして自らのよりどころとなる自信を手に入れて、コミュニケーション能力を高めてください。ここには“どうしても教師になりたい”という情熱に溢れた学生が集い、切磋琢磨して夢に向かって歩いているのです。日本の教育を高めるという、大きな目標を持った先生になることに向かって、共に歩む、意欲ある受験生が本学に入学されることを望みます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毎年70%前後の卒業生が教員に。
専修・コースごとの担任制で少人数教育を実施。学生同士の絆の深さが伝統。
教育学部の過去5年間の教員就職率の推移
(1)教採合宿ゼミ 「教採」は教員採用試験の略。ゴールデンウィークに2泊3日で、面接試験の指導などを実施。グループワークを通して社会性・協調性・コミュニケーション能力を磨くとともに、教員としての実践的指導力を養うことも目的としている。
(2)面接対策講座 人物重視の傾向が強まっている教員採用試験に対応するための、面接試験対策講座。各都道府県ごとに異なる採用試験に対応するため、講座も各都道府県別に開設している。希望者には論文指導も行う。
(3)特別支援教育専修  障がいのある子どもが通う特別支援学校や特別支援学級の教員を養成する専修コース。
(4)先生の助手プロジェクト 2年次に大学周辺の小学校で教員の「助手」として教育の現場を体験する。数日間、授業の補助などを体験。教育実習より前の段階から教育活動を体験することで、早期から教職への意識を養えるプログラムで、多くの学生が積極的に体験している。
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