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人類の持続的発展に貢献する
「知」と「技」の創造と実践を目指す

1918年設立の無線電信講習所を起源とする電気通信大学は、2018年の創立100周年に向けて「UECビジョン2018」(1)を策定。「総合コミュニケーション科学(2)」を発展させることにより、21世紀の社会に貢献することを目標に掲げ、さまざまな改革に向けて動き出しています。とりわけ教学改革面では、開学以来続く電気通信学部を2010年に「情報理工学部」に再編。これまでの伝統に負けない高い実践力を身につけた技術者の育成を目指します。

電気通信大学は1918年に創設された無線電信講習所を前身とし、1949年に国立大学として設置されました。昨年で創立90周年を迎えた、歴史ある理工系大学です。

大学名からは、電気・通信・情報分野を専門に学ぶ大学という印象を受けますが、これらの分野のほかにも、材料科学、生命科学、光科学、エレクトロニクス、ロボティクス、機械工学、メディアなど、理工学の幅広い分野にわたって先端的な教育と研究を展開しています。

キャンパスは新宿へ15分という好立地にありながら、緑豊かで落ち着いた雰囲気に包まれています。また、高速のネットワーク環境や最新鋭の図書館などを整備し、まさに勉学・研究には最適な環境を誇っています。

「UECビジョン2018」
100周年に向けた挑戦

現代社会は、環境、エネルギー、食糧、南北問題などさまざまな地球規模の問題を抱え、人類が安全で豊かな生活を送る上で多くの課題に直面しています。これらの問題を解決するためには、人と人、人と自然、人と社会、人と人工物とのコミュニケーションを軸とした新たな文明の創造が不可欠です。

電気通信大学では、こうした社会を「高度コミュニケーション社会」と名付け、それを支える総合的科学技術の分野で社会に貢献することを宣言しています。

そして、「高度コミュニケーション社会」の科学技術基盤としての「総合コミュニケーション科学」の創造と人材育成を展開するため、「UECビジョン2018」を策定。知のボーダレス化、連携と協働、開放性と透明性の3つの経営戦略を軸に活動を行っていきます。

具体的なアクションプランとして、(1)「総合コミュニケーション科学」にかかわる教育研究の世界的拠点を目指す(教育研究総合戦略)、(2)国際標準を満たす基礎学力の上に、国際性と倫理観を備え、実践力に富む人材を育てる(教育方針)、(3)世界から学生や若手研究者が集い、伸び伸びと研究し、そこからユニークな発想が生まれる環境を整える(開かれた教育研究環境)、(4)国内外の大学や産業界および地域・市民などとの多様な連携と協働により、教育研究の質を高め、社会に貢献する(社会との関係)、(5)経営の開放性と透明性を高め、学生や職員相互の信頼と士気が高く、社会に信頼される大学を目指す(組織・経営・運営)ことを掲げています。

「総合コミュニケーション科学」
の創造へ  電気通信学部を
情報理工学部へ再編

教育面では、「総合コミュニケーション科学」の要素領域や関連する学際領域に即して専攻分野を整理し、2010年に、開学以来続く電気通信学部を4学科と1課程(夜間主)からなる「情報理工学部」へ再編。教育力をさらに強化し、国際水準の基礎学力と学士力に加え、国際性と実践力を伴う専門基礎力と継続的学習能力を備え、「総合コミュニケーション科学」の分野で社会の期待に応える専門技術者を育成します。

カリキュラムは、勉学への取り組みに向けた意欲および基本的能力の獲得と、それらに基づく専門基礎学力の習得を重視した広範な学習の後に、学生が自己の資質、目標に即して柔軟に進路を選択できる編成となっています。1、2年次に学部共通教育や学科共通教育によって学習能力、基礎学力、専門基礎力の養成を行い、3年次から各学科の専門コース(専門プログラム)(3) を履修することで専門性を高めていきます。専門コースは大学院の博士前期課程までつながり、学部から大学院への移行をスムーズにしています。

充実したものづくり教育
プログラム
「楽力(がくりょく)教育」

電気通信大学では、「ものづくり教育の根本は、ものづくりの楽しさと喜びを知り、つくりあげた達成感を得ること」という考えのもと、ものづくりを楽しむ力を養い、創造性を高めるプログラム、「楽力」教育を展開しています。

「楽力」とは、学習、創造、仕事などを楽しむ能力のことをいいます。「ヒューマンメディア工房」「電子工学工房」「ロボメカ工房」などのプロジェクトを実施し、学生が主体となって楽しみながら学べる機会を多数提供。学科や学年の垣根を越えて学生同士が切磋琢磨することにより、専門分野にとらわれない知識や技術を身につけることができます。

全国トップクラスの就職力と
卒業生への高い評価

卒業生に対する産業界からの高い評価を背景に、国公立大学の中でもトップクラスの就職率を誇る電気通信大学。これは、「就職支援室」でのきめ細かなサポートに加え、理工系大学にとっては先進的な「キャリア教育」の充実によるものといえます。

「キャリア教育」は、自己を確立し、社会とのかかわりを考え、大学での学びの目的を明確にするため、入学直後の1年次から3年次まで一貫して行われます。社会人講師による講義や事業所見学、少人数グループでのワークショップや約4週間にわたるインターンシップの実施などを通して、産業界から求められる人材像や、仕事と企業の実態についての理解を深めます。

こうした働く現場に密着した実践的教育を行うことが、高度な専門能力だけでなく、幅広い教養と国際性・倫理性を身につけた技術者の輩出へとつながり、さらには社会からの高い評価に結びついているのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

100周年に向けた挑戦。
“総合コミュニケーション 科学”を創造するUnique & Exciting Campus。
電気通信大学の「UECビジョン2018」
(1)「UECビジョン2018」 100周年に向かう電気通信大学の姿を表すため、UECにUnique Exciting Campusという意味付けが新たに加わった。詳しい内容については、ウェブ上で閲覧できる。http://www.uec.ac.jp/about/actionplan.html
(2)総合コミュニケーション科学 人類の持続的発展のためには、20世紀型物質文明から脱却し、「すべての人々が心豊かに暮らせる社会」を実現しなければならない。そのためには、「人と人」「人と自然」「人と社会」「人と人工物」の間の双方向コミュニケーションを最も大切にするイノベーション(技術革新)が不可欠との考えから、コミュニケーションにかかわる科学技術を融合し体系化した新しい実践的な科学技術を「総合コミュニケーション科学」として創造する。
(3)情報理工学部の専門コース.(専門プログラム)  ▼総合情報学科 ・メディア情報学コース ・経営情報学コース ・セキュリティ情報学コース ▼情報・通信工学科 ・情報通信システムコース ・電子情報システムコース ・情報数理工学コース ・コンピュータサイエンスコース ▼知能機械工学科 ・先端ロボティクスコース ・機械システムコース ・電子制御システムコース ▼先進理工学科 ・電子工学コース ・光エレクトロニクスコース ・応用物理工学コース ・生体機能システムコース ▼先端工学基礎課程 ・情報・メディア・通信プログラム ・電子・機械・制御プログラム
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