
混迷の時代に豊かな人間性・精神性を
もった人材を輩出する。

龍谷大学は2009年に創立370周年を迎えました。創立以来、「浄土真宗の精神」に基づく教育を貫き、仏教研究はもとより、最先端の人文・社会・自然科学の各分野における独創的な研究成果を国内外に発信してきました。これまでも、そしてこれからも、地域社会を基盤とした世界水準の教育・研究を確立し、今日の混迷の現代に豊かな人間性・精神性をもった人材を輩出することが我々の使命であると確信し、真実の探求を続けていきます。
仏教系の総合大学である龍谷大学は、創立以来370年の歴史を積み重ねてきました。その長い伝統に裏づけられた仏教研究と、人文・社会・自然科学の諸分野で独創的な研究成果を生み出し、広く世界に発信しているところに龍谷大学の特色があります。
「人間」「いのち」を学ぶ
現代は新しい知識・情報・技術が、社会のあらゆる領域で重要な活動基盤となる「知識基盤社会」であると言われています。そこでは幅広い教養と高い専門性を身につけるとともに、それを根底で支える確かな人間形成を図ることにより、常に新たな知を創造し活用できる人材が求められています。とりわけ今日の混迷の時代には、豊かな人間性・精神性が強く求められており、「浄土真宗の精神」を建学の精神とする本学の人間教育こそは、まさに時代のニーズに応えうるものであると確信しています。
龍谷大学では、法律家をめざす人も、物質化学を専攻する人も、欧米文化を研究する人も、学部教育の中で必修科目として「仏教の思想」を学んでいます。仏教の思想を必修科目にするということは、仏教系大学ゆえに、その原点を大切にするという意味を超えて、「いのち」「人間」を学ぶという深い意義が込められています。
幅広い教養と人間性を
身につける学修システム
文(1~2年)・経済・経営・法の文系4学部が学ぶ深草キャンパス(京都市伏見区)では、実践的なコミュニケーションスキルを身につける外国語科目と、6つのテーマ(プログラム)の教養科目が用意されています。テーマとしては、人間という発達する存在を心理学・教育学・自然科学・スポーツ科学などの観点から学ぶ「人間発達プログラム」のほか、「環境」「人権と平和」「情報と社会」「歴史と文化」「思想と科学」といったプログラムを用意しています。自分の興味に合わせて自由に選択でき、1つのテーマを深く追究することも、またいくつものテーマを横断的に学ぶこともできます。
理工・社会・国際文化の3学部がある瀬田キャンパス(滋賀県大津市)では、専門研究テーマの探究に役立つ幅広い分野から学問の基礎力を修得する基礎科目(社会科学、自然科学、人文科学、仏教・スポーツ・外国語)と、「情報」「福祉」「国際」「環境」といった21世紀のキーワードを中心とした「総合科目」が2つの柱となっています。いずれも、広い視野のみならず自分なりのテーマや課題を発見し自ら解決できる人間力の養成をめざしています。
多彩な科目が履修できるのはセメスター制の導入によるところが大きく、留学生や帰国子女の受け入れ、海外留学などにも柔軟に対応できることから、特に語学学習において大きな成果を挙げています。
情報教育環境も充実。3キャンパス(大宮、深草、瀬田)3,000台のコンピュータが学内LANで結ばれており、開放時間中は自由にコンピュータが利用できます。さらに、図書館の蔵書や各種データベース、キャリア開発部での就職情報などもネット上から収集、検索が可能です。
時代をリードする「研究力」と
充実した「キャリア支援」体制
人文・社会・自然科学分野にわたり、私学最高水準の研究環境を整備している龍谷大学では、「人間」「科学」「宗教」をキーワードに特色ある学術研究活動を推進し、その成果を世界に発信しています。
その核となっているのが「人間・科学・宗教総合研究センター」で、龍谷大学が所有する知的資源をもとに、全学横断型、複合型、異分野融合型等の学際的研究を展開。Think globally,act locallyをスローガンに、時代をリードする多彩な研究プロジェクトを推進しています。
さらに、龍谷大学を特徴づけているのが、充実した学生サポートシステムの数々です。とりわけ、キャリア支援に関しては、単に就職指導を行うのではなく、「大学生活を通して夢を発見し育てていくところから応援する」という考えに基づき、学生を全面的にバックアップしています。
具体的には、ゼミやキャリアデザイン科目の履修をはじめ、資格取得のためのキャリア支援講座の開講や多彩なガイダンス、自己発見レポートなどを1年生の段階から実施。早期からキャリア意識を持たせて目標設定を行うことで、なりたい自分に近づくための学生生活の過ごし方や就業意欲を喚起しています。
このほか、インターンシップにも全学的に取り組んでおり、企業や行政機関、NPOなどで2週間~1か月程度行われる「体験型インターンシップ」をはじめ、1セメスター(半年間)以上にわたり行われる「長期プロジェクト型インターンシップ」、学部専門教育の一つの柱として行われる「アカデミックインターンシップ」、さらに「海外インターンシップ」などを実施。社会現場での実体験を通して、大学における学びの意義を認識し、学生の自立とキャリア形成を支援する「実践的な教育プログラム」として展開しています。
建学の精神である親鸞聖人の教えを礎に、
人間性豊かな総合大学としての役割を推進する。

(2)データで見る龍谷大学
◎校友(同窓会会員)総数146,171人
2009年3月現在、龍谷大学の卒業生で構成される龍谷大学校友会の会員数は約14万6千人。卒業後も全国各地で校友同士の活発な交流が行われている。
◎国際ボランティア活動参加者数28人 (関西4位)
国際教育交換協議会(Council on International Educational Exchange:CIEE)が提供する国際ボランティアプロジェクト(環境保護や社会福祉、復興支援などのワークキャンプ)に参加し、さまざまな国の人々と交流を深めている。
◎大学発ベンチャー数32社 (私立大4位)
「学生ベンチャー育成プログラム」で、応用能力・実践能力を備えた人材、学生ベンチャー企業の育成を図る龍谷大学。私立大学で第4位の32社が活動している。
◎学生満足度98.0%
龍谷大学では、毎年「キャリアデザインフェア」を開催。これから就職活動を始める学生の不安を解消することを目的に、心得やマナー、業界の調べ方などを実施。毎年参加した学生の満足度は高く、2008年度は98.0%となっている。
