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「知の循環」システムを構築し
「考動力」あふれる人材を育成

123年の歴史と伝統を刻んできた関西大学がいま、長期ビジョン「社会を見つめ、変化に挑む。『考動』する関大人が世界を拓く。」のもと、これからの社会をリードする創造性に富んだ人材、国や地域、社会の発展に主体的に参画する「強い関大人」の育成を目指し、さまざまな改革を進めています。2010年には2つの新キャンパス・新学部を開設します。新設の「高槻ミューズキャンパス」において社会安全学部※を、そしてもう一つの新設の「堺キャンパス」において人間健康学部※を開設。学術研究と人間教育を真に統合するプログラム、先端的研究と社会貢献を結びつける複眼的な施策を実行し、卒業後に生かせるキャリア開発や確たる人生設計の基礎を築ける大学として、発展を続けます。
※2010年4月開設・設置認可申請中

2010年、2つの新学部が
2つの新キャンパスに開設

1886(明治19)年、フランス人法学者ボアソナードの教えを受けた司法官と自由民権運動家によって設立された「関西法律学校」。これが、関西大学の前身です。関西大学は教育理念「学の実化(じつげ、学問と実際との調和)」を掲げ、大学院・学部教育の充実、国際交流や産学官連携の推進、地域の生涯学習拠点作りなど、多彩な大学改革を進めてきました。2009年には外国語学部を新設。さらに来春には2つの新学部が誕生する予定です。

1つは大阪と京都のほぼ中間に位置するJR高槻駅の駅前「高槻ミューズキャンパス」に開設を予定している社会安全学部※と大学院社会安全研究科※。もう1つは、大阪第2の政令指定都市・堺市の「堺キャンパス」に開設を予定している人間健康学部※です。

安全・安心な社会の創造
「社会安全学部」

災害などのリスク増大が危惧される現代社会においては、安全・安心な暮らしを実現するための高度な専門知識と実践的スキルを備えた人材が求められています。こうしたニーズに応えるため、関西大学は来春、新たに社会安全学部※を設置します。

学際的な「安全の知」を結集させることを目的に、法学・政治学、哲学、心理学、経済学、社会学、理学、情報学、工学、社会医学など多様な学問分野を融合させ、「防災・減災」「事故防止」「危機管理」について幅広い教育研究を展開。シミュレーションや体験実習といった実践的な教育も取り入れ、実際的な政策立案能力と高度な情報処理能力を有した社会貢献型人材の育成をめざします。

また、大学院には社会安全研究科※を開設し、研究者の養成と高度専門職業人の育成を目的とした専門教育を展開します。

健やかでおおらかな暮らしを実現
「人間健康学部」

人間健康学部※では、「こころ」「からだ」「くらし」を総合的にとらえ、健やかでおおらかな生き方をめざす教育・研究を行うことを掲げ、特色あるカリキュラムを提供します。

1年次は教員がリレー方式で行う講義等を受講し、人間健康学に関するさまざまなテーマについての基礎知識を修得。2年次からは基礎演習を履修します。3年次の専門演習、4年次の卒業演習と一貫した少人数指導により、実践的能力を獲得していきます。

また、キャンパスが設置される堺市との連携プロジェクトを推進。コミュニティスポーツの実践やフィールドワークを重視した教育を通して健康的な生活のあり方を探り、地域コミュニティにおいて活動できるスポーツ指導者や社会福祉専門職者を養成します。

なお、所定の科目を修得することにより、中学校・高等学校教諭一種免許状(保健体育)、高等学校教諭一種免許状(福祉)のほか、日本体育協会公認スポーツ指導者や国家資格である社会福祉士受験資格など、さまざまな資格が取得できる予定です(課程認定申請予定)。

強化進む他大学との連携
特色あるプログラム群

関西大学の特色の一つに、他大学との多彩な連携が挙げられます。

平成20年11月には、大阪市立大学、大阪府立大学と包括連携協定を締結。また、早稲田大学とは教育研究協力に関する学術交流を通じ、相互にグローバルな面から教育・研究、社会連携活動を行う協定を締結しています。

一方、独自の研究プログラムとしては、文部科学省の「グローバルCOEプログラム」に採択された「東アジア文化交渉学の教育研究拠点形成」が挙げられます。大学院文学研究科文化交渉学専攻東アジア文化交渉学専修では、関西大学が誇る総合図書館(1)など 恵まれた研究環境の下で、将来有望な若手研究者の養成が図られています。

学生の主体性を育む
キャリア教育プログラム

関西大学は「考動力」あふれる人材の育成をコンセプトに、学生が主体的に動くきっかけとなるプログラムを推進。その一つが文科省の現代GPにも採択された「関西大学キャリア教育プログラム(K-CEP)(2)」です。同プログラムは従来の「キャリア支援V段階システム」を発展させたもので、学生の勤労観や職業観を早期から育成し、自らキャリアを決定できる力を養い、自律型社会人を養成することを目的としています。

また、総合大学としてはいち早く1997年度からインターンシップを導入。受け入れ団体は約400に及び、毎年700人以上の学生がさまざまなプログラムに参加しています。

さらに、学内セミナーの開催にあたっては、学生ボランティアが企業担当者の応対や司会進行を担当。学生参加型で就職活動が行われるのは、「関大キャリア教育プログラム」の一つの成果だといえます。

国際人の育成に向けた
多彩な留学プログラム

2004年のGK(グローバライジング関大)構想の確立から5年、海外協定校は当時の18校から49校に、留学生の数も400人から550人へと急速にグローバル化が進み、受け入れ強化のため、2012年に関西大学留学生会館(仮称)を建設予定です。

昨年には国際交流センターが国際部となり、国際ボランティアなど社会貢献も視野に入れた国際教育や、10週以上の中期外国語研修制度の導入など環境整備を進めています。

また、アメリカの大学の学位を卒業時に同時取得できる「DDプログラム(3)」や各学部による専門性の高い国際プログラムなど、多様な留学のニーズに応える体制が整っています。

 

 

 

 

 

 

 

「知」の世紀をリードし、新しい「公共」を創造する力みなぎる総合学園へ。
地域に根ざし社会に貢献する「強い関西大学」を構築。
高槻ミューズキャンパス(完成予想図)
(1)総合図書館 関西大学には、我が国でも屈指の充実した総合図書館があり、とくに、泊園文庫・内藤文庫・増田渉文庫など、アジア関係の特色ある個人文庫は、内外の研究者の羨望の的となっている。アジア学に関しては、半世紀を超える長い伝統のある東西学術研究所があり、著名なアジア学者が所長を務め、日本における東西文化交流研究と比較文化研究をリードしてきた。
(2)K-CEP K-CEPは“Kansai University Career Education Program”の略。対象は全学部生。学校・企業・自治体等との連携のもと、生涯学習あるいは生涯キャリア発達の視点に立って、入学前、卒業後も視野に入れた総合大学における標準型キャリア教育を展開する。キャリアデザインアドバイザーを配置し、常時カウンセリングが受けられるなど、充実した体制は他に類を見ない。
(3)DD(デュアル・ディグリー) プログラム 関西大学とアメリカのウェブスター大学との間で実施するプログラム。在学中にウェブスター大学に留学し、正規生として専門教育を受け、必要科目を修得することにより、最短4年間で卒業時に関西大学とウェブスター大学両方の大学の学位を取得できる制度。
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