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国際人を育む「語学の西南」

「西南よ、キリストに忠実なれ」――。創立者の遺訓を今も脈々と受け継ぎ、キリスト教に根ざした人間愛にあふれた人格形成をめざしている西南学院大学。その西南スピリッツを支える4つの柱が「キリスト教教育」「国際性」「少人数教育」「語学教育・情報処理教育」です。福岡市の副都心という恵まれた環境で学んだ学生は、現代のボーダレス社会に欠かせない人材として、世界に羽ばたいています。現在、7学部12学科を備えた西日本における私学の雄として、西南学院大学は地域社会および国際社会に貢献する人材を育んでいます。
IT技術のスキルアップと
さらに進化する語学教育
西南学院大学は、「語学教育・情報処理教育」を教育の柱の一つにしています。学んだ知識を活かすために必要なのは、語学力とIT活用能力であるというコンセプトに基づくもので、4年間で即戦力レベルまで到達することを目標としています。「語学の西南」の持ち味をフルに発揮するために、2007年度からは「言語教育センター」を設置し、さらに実践的な教育を展開しています。
言語教育センターにはCALL、LL、AV機器など豊富な機材が整備されており、授業ではインターネットのほかDVDやビデオなどの映像と音声が効果的に用いられています。
一方、情報処理センターでは情報リテラシー教育として「情報活用基礎」と、より専門的な「情報処理応用」科目を複数提供し、学生の情報処理技術の修得とスキルアップをサポートしています。
グローバル時代に対応した
多彩な国際交流プログラム
バークレー学長は、就任した際の抱負として、「国際交流では、西南学院大学は先進的な役割を果たしてきました。今、グローバリゼーションの流れが加速しています。そうした時代背景の中で、世界中のどこへ行ってもその国に貢献できるような視野の広い学生を育てていきたいと思います」と述べました。
この言葉に代表されるように、西南学院大学では多種多様な国際交流プログラムを用意しています。現在、アメリカ13大学、フランス4大学、中国2大学、韓国2大学、カナダ、イギリス、ノルウェー、台湾各1大学の計25大学と学術交流協定を締結。これまでに約860人の学生が留学しています。
学生の留学期間は約1年間で、留学中は休学扱いとはならず、留学中に取得した単位も30単位を限度として本学の単位として認定されるため、留学しても4年間で卒業することが可能になります。また、留学先の授業料免除などの経済援助の制度もあります。
また、春季、夏季の休暇を利用して、大学主催の短期語学研修も実施しています。アメリカ、オーストラリア、カナダ、ドイツ、中国など8カ国11大学で実施。毎年約200人が参加しており、学部によっては単位として認定されます。
一方で、協定校からの交換留学生の受け入れも行っています。交換留学生たちはインターナショナル・ハウス(1)で生活しながら、留学生別科に約9か月間在籍し、日本語を修得するとともに日本の文化や政治・経済などについて学んでいます。
地域と密着した大学へ
入試制度もさらに充実
本学には男子寮と女子寮があり、いずれも建学の精神に則した人格形成を目指す教育寮です。昨春4月には男子寮がリニューアルされ、全室バス・トイレ付きの個室で、最新設備を備えた学生寮として生まれ変わりました。女子寮とともに快適な学生生活を安心して送ることができます。
また、昨春4月には新しい大学チャペルが完成しました。2階建て904席の室内は、音響効果を考えて白いレンガを波打たせた特徴的な造りになっています。学生・教職員を対象として毎週行われるチャペルをはじめ、式典や講演会、授業、コンサート等にも利用されています。
2010年度からは、学部の入試制度も改革されます。
主な変更点として、「一般・センター併用型入試」に参加する学科が増えました。新たに実施するのは、外国語学科英語専攻、児童教育学科です。また、外国語学科英語専攻および商学部の「大学入試センター試験利用入試(前期)」科目が減ります。
このほか、経済学部の「公募制推薦入試」募集人員が大幅に増加。「学部(学科)独自の指定校推薦入試」では社会福祉学科の募集人員が増え、児童教育学科が新たに実施します。
また、これまで「全学指定校推薦入試」として実施していた制度が「西南指定校推薦入試」と名称を変更し、制度が変わります。
キリスト教主義教育による
愛にあふれる人格形成をめざす
西南学院は、1916年南部バプテスト派の宣教師として来日したC.K.ドージャー(2)によって創立され、「西南よ、キリストに忠実なれ」を建学の精神として、キリスト教主義教育に立つ大学として発展してきました。キリスト教学(3)や講話を中心に礼拝形式で行われる「チャペル」というプログラムにその精神は脈々として受け継がれています。
バークレー学長は、「地球規模でボーダレス社会が構築されていますが、それぞれの国が持つ固有な文化も大切にしなくてはいけません。単に語学ができるというだけでなく、文化やその地域の人々を理解したコミュニケーション力がますます重要になってきます。キリスト教への理解を深めるなかで、人間愛にあふれた人格形成を推進していきたい」と西南学院大学の将来像を語っています。
2010年の開校を目指し、小学校の設置準備を進めることも決定し、福岡市の副都心・西新エリアの文教地区という恵まれた環境の中で、西南学院大学はさらなる飛躍をめざしています。
コミュニケーション重視の教育方針。国際色豊かな
キャンパスで、異文化理解と国際社会への適応力を身につける。

(2)C.K.ドージャー 1879(明治12)年、アメリカのジョージア州に生まれる。1906(明治39)年、南部バプテスト派の宣教師として来日。10年後の1916(大正5)年、「私立西南学院」を設立。当初は教職員9人、生徒104人の男子中等学校だった。西南学院の育成に心血を注いだが、1933(昭和8)年、54歳で逝去。
(3)キリスト教学 聖書の学問的理解とキリスト教の教理および倫理思想などの概説を通して、キリスト教への知的理解を深めることにより、学生個々人の人格形成に寄与することを目的とした科目。全学部の学生が受講。
