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    大学オススメ情報

    通信教育

    カテゴリー:

    大学通信教育について

    通信教育は正規の課程

     1947(昭和22)年、それまで日本には全くなかった新しい教育制度として制度化され、1950(昭和25)年には正規の大学教育課程として認可されたのが大学通信教育です。1999(平成11)年には大学院の修士課程、2003(平成15)年には博士課程の通信教育が始まりました。

     大学通信教育は、大学の正規の課程として卒業資格に結びつくもので、生涯学習の先駆者的役割を果たしています。現在は43大学、27大学院、11短期大学が通信教育を実施し、全国でおよそ24万人が学んでいます。

    だれでも学習できる通信教育

     高等教育の機会が、だれにでも与えられているのが通信教育です。一般的には入学試験という厳しい関門をくぐり抜けなければ、大学での教育を受けることはできません。しかし、通信教育なら入学試験もなく、自分の希望する大学・短大の学部学科を自由に選択して学ぶこともできるのです。

    (1)経済的な事情で通学が困難な人々――大学進学を希望したいが、経済的な事情で通学が困難なため、社会に出て働かなければならない人にとってはうってつけの制度です。

    (2)時代の進歩に対応――家庭の主婦や一般人の生涯学習として、通信教育は新しい大学教育の場となっています。また、職務上の新しい知識や技能を得る場としても重要な位置を占めています。

    (3)資格を取得したい人――現代は資格を持っていることが、身を助ける時代となっているため、教員免許状をはじめとした、いろいろな国家試験に挑戦して、将来の方向を決定するような資格が得られます。

    (4)康上の理由などで通学できない人――許される範囲内で、学ぶ道を生かすことができます。

    (5)余暇を有意義に活用したい人――高齢化社会を迎え、余暇が増えた今日、通信教育で学ぶ人も確実に増えています。

     このように、通信教育の利用範囲は広く、内容も多彩です。

    通信教育の特色

     通信教育課程と通学課程の違いは、学習方法にあります。この違いを上手に利用することが重要です。

    (1)自分の都合がつくときに、好きな場所で学ぶことができる――教室での授業と違って学びたいと思ったら、いつでも学べるのが一番の特色です。学習の基本は、テキストを読むことから始まるので、時間や場所を上手に利用すれば、効率良く学習できます。

    (2)自分の能力に応じて学習できる――科目によって、十分に時間をかけることもできれば、どんどん先に進むこともできます。自分の能力にしたがって、学習の進度を自由に決めることができるわけです。4年で卒業できなくても、5年、6年とかかってもよいのがもう一つの特色です。

    (3)個別指導がある――リポートの添削やスクーリングは、その多くが個別指導で行われています。これは学生の置かれている環境を考えてのことで、近年は地域ごとでの学習指導が重視され、各大学では全国各地域に教職員を派遣するようになりました。

     このように、通信教育は多くの長所を持っています。しかし、この長所が欠点となってしまうこともあります。いつでも、どこでも、どのような方法でも学習できるということは、その気にならなければ学習できないことにもつながるからです。そのため、通信教育では特にきちんとした計画性、強い意思が必要です。

    4つの履修方法

      学ぶ目的や動機、入学資格などによって、大学通信教育は以下の履修方法があります。

    (1)正科生(正規の課程)
     大学または短期大学の卒業を目指す正規の課程です。所定の教育課程によって卒業要件を満たせば、大学または短期大学を卒業することができます。入学には大学入学資格(高等学校を卒業していることなど)が必要です。

    (2)聴講生(科目等履修生)
     すでに取得している教員免許状を上級免許状にしたり、他の教科の免許状を必要とする時、あるいは、前学での教職課程の未修得科目の修得を希望する場合は、聴講生(科目等履修生)として必要な教職課程の科目、単位を修得することができます。

     ただし、大学・短期大学を卒業していない人や、出身校が希望する免許状の認定を受けていない場合は、正科生として入学し、教職課程を履修するとともに、卒業を目指す必要があります。

    (3)科目別履修(科目等履修生)
     通信教育課程が開設している科目の中から、自由に一部の科目を選択して学ぶ方法です。職業上の知識や教養のために学ぶのに利用されます。

     大学・短期大学によって、大学入学資格を有していることを受講資格としている場合と、満18歳以上であれば誰でも入学できる場合とがあります。

    (4)特修生(科目等履修生)
     一部の大学・短期大学では、大学入学資格を持たない人のためのコースを設け、1.認定試験合格、2.所定の単位修得、3.所定の単位修得と認定試験合格、などの条件によって正科生1年次に入学できる道を開いています。また、特修生として修得した単位を、卒業所要単位として認定する大学・短期大学もあります。

    入学から卒業まで

    ●入学
     正科生として入学する場合、大学入学資格が必要です。入学の時期は、通学生が毎年4月であるのに対し、多くの大学・短期大学で毎年4月(前期生)と10月(後期生)の2期を入学時期としています。これは、自分が思い立ったときから学習が始められるという利点になっています。

     入学選考では筆記試験による入学試験はなく、原則として書類選考で入学の可否が決定します。そのため、「入学案内」の中にある入学志願書に、最終学歴の成績・卒業証明書(高等学校の場合は調査書)などを添えて提出します。一部の大学・短期大学では「健康診断書」「志望理由書」「小論文」などを提出させる場合もあります。

    ●編入学・再入学・転入学
     高等専門学校の卒業者は大学・短期大学に、短期大学の卒業者は大学にそれぞれ編入学することができます。専修学校の専門課程(修業年限が2年以上で、課程の修了に必要な総授業時間数が1,700時間以上であること)の修了者も大学・短期大学に編入できます。また、短期大学の卒業者が短期大学へ、大学の卒業者が大学に再入学することも可能です。

     さらに、大学の中退者が大学の2年次または3年次に、短期大学の中退者が短期大学の2年次に転入学することもできます。

     ただし、編入学・再入学・転入学の可否、編(再・転)入学年次、既修得単位の認定などの取り扱いは、大学・短期大学によって大きく異なりますので、事前に希望する大学・短期大学に確認することが必要です。

    ●4つの授業方法
    (1)印刷教材などによる授業
     印刷教材などによる自学自習と与えられた課題の学習成果を報告(リポート)し、添削指導を受けて学習を進めます。学習を終えた科目は試験を受けて、それに合格すると単位を取得できます。卒業までの学習のうち、約4分の3がこの方法で行われます。

    (2)放送授業
     放送(ラジオやテレビ)を利用する授業方法です。放送大学では、テレビとラジオを利用して授業を行っていますが、私立大学でも一部の大学で放送授業を実施しています。

     また、放送大学の単位互換制度を利用して、放送大学の授業科目(放送授業)を履修して修得した単位をその大学の単位として認定する大学・短期大学もあります。この場合、最大10単位(短期大学では5単位)までが面接授業によって修得した単位として認定されます。

    (3)面接授業(スクーリング)
     印刷教材などによる授業や放送授業だけでは、大学教育のすべてが十分には行えないため、一定の時期、面接授業(講師との直接の対面授業)が行われます。卒業のためには、大学では30単位以上、短期大学では15単位以上を面接授業で修得しなければなりません。これは、卒業所要単位の約4分の1に相当します。

    (4)メディアを利用して行う授業
     IT(情報通信技術)の発達により、「メディアを利用して行う授業」としてテレビ会議式の遠隔授業やインターネットなどを利用した授業も実施されるようになりました。

     メディアを利用して行う授業で修得した単位は、面接授業によって修得した単位として代替することもできます。科目によってはパソコンなどを通じて、リポートを受けつけたり、単位修得試験(科目試験)などを行っている大学もあります。
     

    ●充実した指導体制
     また、印刷教材などによる授業だけでは、孤独な学習になりがちなため、学生一人ひとりが学習を継続する意欲をもち続けるために、学習指導や学習相談も重視されています。

    ・機関紙(誌)などによる指導
     学習指導書や機関紙(誌)を通じて、一般的な学習指導が行われます。学習者個々の指導には手紙の形式をとる場合が多いですが、一部の大学・短期大学では、電子メールによる質問・相談の受付や回答なども行っています。

    ・教職員による直接指導
     印刷物での指導や相談には限界があるので、教職員による面接指導や相談が行われています。大学での窓口はもちろん、地方諸都市に教職員を派遣して指導や相談が行われています。特に、科目試験の実施の際に、一般的な個別指導や相談が行われます。

    ・学習グループ活動
     各大学・短期大学の学生は、地域ごとに学習グループを組織し、学習上の議論や悩みを交わしたり、学習活動や相互の親睦のために活動しています。こうした活動に教職員を派遣して、学習指導に手を貸し、教員と学生の合宿ゼミなども行われます。

    ・その他の指導体制
     指導体制を整えて、積極的な指導と相談が行えるように配慮されています。各大学・短期大学では、学習指導室や相談室を設けたり、指導員、相談員を配置するなど、学生との接触を図るようにしています。

     また、通信教育の卒業生や在学生が、学習経験を活かし、後輩の学習相談に応じる体制をとっている場合もあります。

    ●卒業
     大学の場合、4年以上在学し124単位以上を修得しなければいけません。短期大学の場合は、2年(または3年)以上在学し、62単位以上を修得する必要があります。また、大学では124単位のうち30単位以上(大学によって異なる)、短期大学は62単位のうち15単位以上(短期大学によって異なる)を面接授業によって修得しなければいけません。ただし、編(再・転)入学者は、在学年数が短縮され修得単位が軽減されます。

     卒業要件は、通常の課程と変わらないものの、各大学のそれぞれの学則に定められた要件を満たすことが必要となります。各大学の要件とは、卒業論文や総合面接試問などを課すことで、これに合格して大学卒業となります。

     卒業時期は、毎年3月と9月の2回ですが、卒業式は前年9月の卒業者を含めて、毎年3月に行う大学・短期大学が多いようです。

    大学通信教育で取得できる主な資格

    ◇資格…教員免許、保育士、学校図書館司書教諭、図書館司書、社会教育主事、博物館学芸員、測量士補、社会福祉主事、児童指導員、情報処理士、知的障害者・身体障害者福祉司、心理判定員、認定心理士、初級障がい者スポーツ指導員など

    ◇受験資格…税理士試験、社会福祉士、精神保健福祉士、建築士(1級・2級)など

    ※取得できる資格は、大学・短期大学の開設学部・学科により異なりますので、詳細は入学を希望する大学・短期大学に確認してください。